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鬼のような親

 風邪とインフルエンザが蔓延している。生徒は休めても、我々教員は休めない。休むと、かわりの先生が授業をしないといけないからだ。所謂 「補欠」 というやつだ。授業は連続して6時間あるわけでなく、その間に「空き時間」というのがある。その空き時間を利用して教材研究(授業の予習や準備)や、ノート点検、プリント作成、学級担任を持っていると成績処理や、休んだ生徒への各家庭への連絡やその他雑務を行う。だから、その「空き時間」に補欠が回ってくると、自分の仕事ができなくなってしまう。だから、休むのは大変気を遣うのだ。

 だからといって、風邪とインフルエンザが蔓延する教室内からちょっとでも逃れたいと思うのは生徒も教師も同じである。そこへ、風邪気味の生徒や明らかに風邪を引いている生徒が来ると、伝染させられてしまうのである。

 でも、親は鬼である。我が子が熱っぽくても風邪を引いていても、「学校へ行け」といってしまう。風邪の患者が教室という名の密室に来て風邪のウィルスをばらまくのである。それを強要するのが親なのである。そんな親の子が学校にウジャウジャいる・・・・。あほな!

 熱が高くなったので早退させるために生徒の家に電話する・・・・。すると「昨日の晩からちょっと熱があったのですが、朝起きたら大丈夫かなと思って・・・・」だって!児童虐待か、あるいは暴行・傷害の示唆に当たるのでは?と思ってしまう。非常識な考え方の親が多いこと!とりあえず、我が子が家にいたら邪魔だから学校に行かせとけって考えてるのか?

 花粉症か、風邪のせいかわからないけど、僕の体調は芳しくない!でも、行くしかないので、行く!家で邪魔になっているわけではない!
by mountains | 2007-02-21 23:51 | 雑記帳