羅針盤
2006年 12月 08日
でも、何人かはまだ自分をわかっていないのがいる。成績とかけ離れすぎた希望校の設定をいまだにしている者がいる。そして口癖のように、「頑張るから必ず通ります」とか、「ここしか行きたくない」とか言ってくれる。君だけが頑張るんじゃないんだよ、恋と同じで片思いで終わる事ってあるんだ、とか言ってみる。でも、わからない生徒がいる。具体的な当落のデータを示しているのに、まだ変更できない者がいる。「君がここしかないと思っていても、高校側が君なんか嫌いだと思ったら君は受け入れてもらえないんだぞ!」などと言ってみる。成績が上がっていないのに、妙に「今から頑張ったら合格する」と言っているものの、今まで頑張ってこなかった者には具体的に1.2学期の成績を示して、「よく頑張ったね、でも評定は変わっていない、すなわち上げていない・・・・。悪く言えば、君の頑張りは口ほどでもないんだよ」
ひどい言い方も時にはしなければならない。現実を受け入れられない者がいると今までの取り組みは相談は何だったんだと思う。そして、時間だけが過ぎて、次の親子が寒い中、廊下で待たされる。
きちんとした羅針盤を持ち合わせた者だけが道を切り開くことができるんだけどなぁ・・・・。
by mountains
| 2006-12-08 23:52
| 雑記帳