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撤退する勇気

 昨日は宝塚にある山に登った。昨日?昨日は勤務先の創立記念日で、生徒は休みで、職員である我々は大半が年休を取って休むのである。民間会社で創立記念日は休みというところもあるけど、公務員は批判が厳しくて年休を取らなくてはならない。その年休を取らないで、休まずはたらき、年休を余らしても買い取ってくれるわけでなくただ捨てるだけなのだが・・・・。愚痴はさておき、昨日は宝塚のあまり高くない山に登ったのであるが・・・・

 それは出だしから間違ってた。スタート地点からいきなり勘違いし、迷いの道へ入り込む・・・・。木の枝に巻き付けられた赤いテープを信じて・・・・。

 山道には先人が登った後にはカラービニールテープが巻き付けられてあり、それらをたどっていくと迷うことなく登頂できたり下山することができる。だからビニールテープのある道筋は、地図にある道だと勘違いしてしまったのだろう・・・・。途中からビニールテープが無くなり、登りの斜面はだんだんと険しくなり行く手を阻む。それでも、登っていくと砂地の所に出て、ガイドブックに載っているような所と思ってしまう。でも、景色と地図と磁石をもとに割り出すと、何かが違う・・・・。それでも、さらに登ろうとすると・・・・・道が完全になくなり、しばし考え込む。「撤収!」そう結論を出すのにさほどの時間はかからなかった。ここで、事故ったりしたら元も子もない。迷っていることに間違いはない。もとに引き返し、再考しよう。そういって降りていく。降りて行くにも一苦労である。道なき道を登ってきているからどこをどの方向へ降りたらいいのかわからない。

 ようやく見覚えのある倒木や岩を発見して、そこから降りていく。そして、スタート地点に戻れたのだった。そしてそこから道を探すと・・・・。

 標識があったので、その標識通りに進むとちゃんと登り道があって、ハイキングできる道が整備されてた。頂上までさほど時間がかからなく、眼下には千刈池が見える。
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 付近の峰も征服して、テープだらけの下山道をテープを確認しながら降りていく。撤退してさらに転進して正解だった。後退する決断も時には必要である。
by mountains | 2008-04-22 23:07 | 気になる健康