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申し訳ないという気持

 今週は先週や先々週の例のチェーンメール騒ぎも一段落したみたいで、訪問者の数も落ち着きを取り戻し、平常の数値に戻ったみたいである。

 今日の話題は、懇談会の設定である。

 進路懇談が行われる時期になった。授業に支障がないようにと我が校は午後からの授業をカットして4日間懇談が行われる。1軒あたり20分の時間を想定して考えると、4時間目の授業が終わるのが、12時20分である。終礼と掃除を行い30分後に我々の昼休みが確保される。昼休みは45分あるので、12時50分から昼休みが始まったとして1時35分から懇談会開始可能となる。今回、懇談会の開始時間の設定は1時40分からなので、まさにバッチリである。我々の勤務終了時間は5時15分なので、懇談は1時40分から5時までに設定している。11軒の懇談が可能なのである。4日間あるので、44軒分の懇談が確保される。その間、我々はトイレに行くことも出来ず、教室に釘付けとなる。個人の成績など進路の資料があるので、懇談者と資料を置いてトイレに行くことが出来ないのである。

 だから途中で、休憩時間を作ることになる。20分間の休憩を作ったとして、4日分だから4軒分の懇談がなくなることになる。結果、40軒分の懇談時間があるということになる。

 しかし、親の希望を取ると、配布プリントには5時までと書いてあるのにもかかわらず、5時30分からとか平気で書いてくる。「すみませんが・・・」の語句もない。懇談が始まっても、「無理言って済みません」の言葉は聞かれない。仕事優先で、早くに帰ってくるということなどしない親が何人かいる。

 あなたも仕事なら、私も仕事です。勤務時間を過ぎてまで仕事したくないのはお互い様です。我々教員には「残業」はないことになっているので、5時15分以降の仕事はサービス残業なんです。強制されるサービス残業はしたくないです。でも、しています。子どものためだからです。他人である私が子どものために仕事に無理をさせているのに、親であるあなたは、子どものために、何故たった一日早く帰って来れないのですか?お互い気持ちよく仕事したいから、無理を聞いてくれた方には、せめて、「済みません」とか「ありがとうございました」とか言えませんかねぇ。ブスッとした顔で、教室に入ってくる気の利かないお母さん、あなたですよ、あなたのことですよ! 
by mountains | 2005-12-03 00:03 | 雑記帳